こどもプラスとは?

お知らせ

2018年

10月

15日

個々の特性を強みにできるように支援・サポートが重要です。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

 

ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達の中には
記憶の面で特徴的な子が多く、

例えば商品の品番や昆虫の種類など、まるで図鑑やカタログが頭に

入っていると思うほど知識が豊富だったり、

複雑な景色を一度見ただけで覚えてしまって、

時間が経っても忠実に絵で再現することができたりすることがあります。

 

こうした特徴はうまく導いていくことで、本人の強みにしたり
将来の職業につなげていくことも可能ですが、
そのためには子どもの頃からの適切な支援が欠かせません。

 

なぜなら、こうした能力がある一方で短期記憶が弱く、
ついさっき言われたことを忘れてしまったり、
人の顔を覚えるのがとても苦手だったり
嫌な記憶もいつまでも鮮明に記憶してしまうので
長期間辛い思いをしたりと、生活を送る上では様々な困難があるのです。

また、他の面での困り事もあるので、

得意をうまく伸ばしていけるようにサポートが大切になります。

 

こどもプラスの放課後等デイサービスの教室では、

子ども達の将来の姿を見据えたサポートを大事にして

療育活動を行なっていきます。

 

今日は、私達の教室で提供している運動療育プログラムの中から

「回転大縄跳び」をご紹介します。

 

1人ずつ大縄跳びを跳びますが、その場でゆっくり回転しながら
10回くらい連続で跳びます。
ポイントは、同じ場所で跳ぶこと、
腕を振って一定のリズムで跳ぶことです。


回転しながら跳ぶには上半身をひねりながら
跳ぶことが必要で、感覚がつかめるまでは難しいことがあるので、

最初から一回転せずに、少しずつ小刻みに回りながら
跳ぶようにします。
慣れてきたら1回で90度や180度ずつ回転できるように
少しずつレベルアップを目指して遊んでいきます。

 

他にも、着地位置に四角いマスをテープなどで作っておき、
その中からでないように連続で回転ジャンプをする。
指導者が手を叩いた数だけ回転ジャンプをする

などいろいろな遊び方があります。

 

1人1人の課題に合わせてアレンジしながら提供し、

体を動かしながら日常生活で必要なスキルをしっかりと

身に付けていけるように促していきたいと思います。

 

 

 

2018年

10月

05日

ASDの子ども達が苦手な「待つ」ことも運動あそびで学んでいくことができます。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

日常生活の中で、「待つ」ことはとてもたくさんあります。

公園で滑り台を滑るのに順番を待つ。

レストランで食べ物を注文して、来るまで待つ。

バス停でバスが来るのを待つ。

病院の待合室で診察の順番を待つ。

 

家の中でも、

ご飯ができるのを待つ。

お母さんの出かける準備ができるまで待つ。

など、あらゆる場面で待つことが必要になります。

 

しかし、時間の概念理解が難しかったり、

先の見通しが立たないことが不安だったり、

ルールを理解するのが難しかったり、

反対にルールを正確に守ろうとして待つことが

できなかったりする、といった特性がある、

ASD(自閉症スペクトラム)の人にとって

「待つ」ということはとても難しいことです。

 

明確にあと何分、あと何回とわかる場合は良いですが、

そうでない場合も多いので、少しずつ臨機応変に対処が

できるように導いていくことが大切です。

教室でも、1人1人の特性や理解しやすい方法に合わせて

支援を行なっていきたいと思います。

 

こどもプラスの放課後等デイサービスの教室では

運動療育を主軸としていますが、運動の場面でも順番を待ったり

準備ができるまで待ったりする機会があります。

活動全体の中で、普段の生活で必要な力をつけていけるように

工夫や働きかけもたくさんしています。

 

今日は、教室で提供している運動療育プログラムの中から

「合図ダッシュ」をご紹介します。

 

子ども達は3~5人くらいずつスタートラインに並び、
かけっこのスタート姿勢をとります。
そして、合図があったらゴールに向かってダッシュをし、
ゴールラインの上でピタッと止まります。
ゴールラインを走り抜けるのではなく、
ピタッと止まるのがポイントです。

 

慣れてきたら合図を変えたり、

スタート姿勢を体育座りやうつ伏せで寝転んだ状態から

始めてみるのもおすすめです。
そうすると、さらに合図をしっかり聞こうと集中力が育ち、
素早く体を起こす瞬発力や機敏性、柔軟性も高めることができます。

 

こうした運動あそびを通して、待つことに必要な力も

少しずつ身に付けていくことができるので、

1人1人に合わせて提供ししっかりと力にしていきたいと思います。

  

 

 

2018年

10月

03日

子どもの発達は定型発達でも発達障害があっても基本的には同じように進みます。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

子ども達は、定型発達でも発達障害特性を持っていても、
基本的な発達では同じ段階を追って成長していきます。

発達障害を持つ子ども達は、月齢に見合って発達が
伴っていかない状態なので、その発達のスピードが

とてもゆっくりだったり、急に止まったり戻ったりするのです。

 

その発達の状態は個々に違っていて、

成長を促す方法も1人1人違った対応が必要ですが、
まずはどの子も発達の段階は同じということを理解した上で
発達を促していくことが大切になります。

 

子ども達が無理をせず、自分のペースで安心して

成長していけるように毎日の活動を行なっていきたいと思います。

 

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している

運動療育プログラムから「カウボーイごっこ」を

ご紹介します。

 

タオルや手ぬぐいを細長くして片手で持ち、

肩から大きく回します。

回す方向は、前回しの時と同じ方向に回します。

肩から大きく回すことができたら、次は肘から先で

小さく回してみます。

右手だけでなく左手でも同じように回し、

両手ともスムーズにできたら、頭の上でも回してみます。

 

これは、短縄跳びを行なうのに必要な力の習得につながります。

短縄跳びは、縄を回すこととジャンプすることを

同時にタイミングよく行なわなければいけないので、

動きを分解して練習するのが良い方法です。

 

縄を回す練習は、最初から縄を使って行なうと

引っ掛かってばかりでなかなか練習にならないだけでなく、

子どもも失敗ばかりするので嫌になってしまいます。

タオルなら引っ掛かることがなく縄回しの練習ができます。

 

 

この遊びがスムーズにできるようになったら、

次は両手にタオルを持って回しながら、

ジャンプしてタイミングを合わせるようにしていくと、

短縄跳びの習得につながっていきます。

 

多くの成功体験と楽しい活動で療育の効果を高めながら、

子ども達の将来につながる力作りをしていきたいと思います。

 

 

 

 

2018年

9月

27日

LD(学習障害)の症状や特性は個人差が大きく個々の状態の把握が大切です。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

発達障害の1つ、LD(学習障害)ではいくつかのタイプがありますが、

苦手とする一部の分野だけに困難があります。

例えば、他の教科ではまったく問題が見られないのに

算数だけ極端に苦手だったり、

字を読むのが苦手で音読や書き取りが苦手だったり、

その子によって症状の現れ方が違います。

 

また、その状態にも個人差がかなりあり

他の障害と合併していることも多いので、

1人1人の得意と苦手、持っている特性などを

しっかりと把握し、決め細やかな対応をしていく必要があります。

 

子ども達が、学習面だけでなく将来につながる力を

しっかりと身に付けていけるように

教室では丁寧なサポートをしていきたいと思います。

 

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している

運動療育プログラムから「色別ウシガエル」をご紹介します。

 

床に線路のように2本の線を引き、線の中には赤いテープで

印をつけます。線の外側には青いテープで印をつけます。

そして、手は赤につく、足は青につくというルールを最初に

しっかりと伝え、手→足→手→足の順番に動かしながら

前に進んでいきます。

 

色によって手足をつく位置を覚えておく記憶力と、

次の色を探して判断するという動作を素早く行なうことで、

考えながら動く力が養われます。

さらにステップアップする時は、赤と青をランダムにしたり、

印の間隔を広くしたり狭くしたりする、

直線コースだけではなくジグザグコースにしたりします。

 

この遊びの目的はスピードを競うことではなく、

見て判断する力や体を器用に動かす力を養うことです。

子ども達はついスピードを競いたくなることも多いですが、

そうではない楽しさも感じてもらえるように

たくさん工夫をしながら提供していきたいと思います。

 

 

 

2018年

9月

14日

ボディイメージを高めるためにも運動あそびによる運動療育が効果的です。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

私達は普段、考え事をしながら自転車をこいだり、

人とおしゃべりをしながら階段を登ったり、

人ごみや狭い通路でもぶつからずに歩くなど

特に考えなくても一度に複数のことができます。

 

これは、自分の体の大きさがどれくらいで、

どこをどう動かすとどんな動きになるなどの

ボディイメージが把握できているからできることです。

 

このボディイメージは、小さい頃からの遊びや生活の中で

いろいろな動きを経験することで育っていきますが、

発達障害を持つ子ども達ではこの力を身につけにくいことがあります。

1人1人に合わせて少しずつステップアップを目指しながら

体を動かすことが大事なので、日々の療育活動の中で楽しく運動をしながら

育てていきたいと思います。

 

こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で提供している

運動療育プログラムから「マネっこ走り」をご紹介します。

 

子ども達は一列に並び、前の人について動きをマネしながら

走ります。

常に体を動かしながら、前の人の動作を見て同じように動かすには。

強い模倣力と協応力が必要になります。

そのため、走りながら行なう動きは最初から難しくしないように、

手を上げる→手を横に広げる→手を上にあげて拍手をする

→途中で1回ジャンプをする

というように、少しずつ複雑にしていきます。

 

また、通常走る時には腕で体の軸を保ちバランスをとっているので、

その腕を動かすことで、バランスを取るための体幹である

腹筋や背筋の筋力が強く必要になり養われます。

 

慣れてきたら走るだけでなく、スキップ、後ろ歩き、片足ケンケン、

クマやカンガルーの動物の動きなど

子ども達の様子に合わせて少しずつ複雑な動きにも挑戦してみます。

 

動きの切り替えを速くすると素早い判断力や認識力が

必要になり、前頭前野を育てることができるので、

動きにメリハリをつけながら楽しく提供していきたいと思います。