
今日の職員研修では、自閉症児のこだわりについての勉強会を行いました。
自閉症の子どもは、こだわりが強い傾向があり、
家の特定の場所から離れなかったり、同じ行動を繰り返したりします。
このこだわり行動は、不安を解消するためにやっていることが多いので、
私たちも危険がない場合はできるだけ見守ってあげるようにしています。
強く制止するとパニックになってしまうので、不安の原因を探り取り除き、
それでも止まらない場合は「あと何回ね」とルールを決めたり、
別の行動にすりかえる、もしくはそれをやってもいい場所を特定すること、
などの対処が必要になります。
そうしているうちに、どんどん切り替えが上手になっていきます。
原因があってのこだわり行動なので、行動だけを禁止しようとしても
ストレスがたまり別の行動に変わるだけなので、
原因を見つけ取り除くことが大切です。
子どもができるだけストレスを感じない、
居心地の良い教室を目指して活動していきたいと思います。