
今日は、アスペルガー症候群についての勉強会を行いました。
アスペルガー症候群は、知的な遅れと言葉の遅れがない自閉症の一種です。
強いこだわりや、コミュニケーションが苦手で空気が読めないなどの症状が
あるので、お友達は戸惑ってしまうこともあります。
興味が偏っているので、自分の興味がない話はまったく聞かないのに、
興味がある話は相手が嫌がっていても延々としてしまったり。
認知(脳への入力)もコントロール(出力)もうまくできないので、
状況がわからず、空気が読めないという行動につながってしまいます。
知能や言葉に遅れがないので、軽視されてしまうこともあるようですが、
治療も療育も必要な疾患です。
発達障害には、楽しく運動して脳機能を上げる療育活動を行うのが
効果的だということがわかっていて、
これによって日常生活もぐんとしやすくなります。
そして、私たちの教室で指導者やお友達とコミュニケーションをとることで、
社会性も身に付いてきます。
その子の特性をしっかりと見極め、より効果的に能力が伸ばせるような指導を
これからもしていきたいと思います。