ASD児は曖昧な表現の理解が難しく伝え方に配慮が必要です。 療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室

療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。

 

私達が普段意識せずに使っている言葉の中には、

曖昧な表現のものがとても多いと思います。

しかし、ASD(自閉症スペクトラム)など発達障害の子ども達は

この曖昧な表現が理解しにくいので、

意識して言葉がけをしてあげる必要があります。

 

例えば

「そこ、片付けて」「ちゃんとしなさい」
「適当に座ってて」「手かして」
などの言い方だと、何をどうして良いかわからずに
困ってしまうことがあります。


伝える側の配慮があると、子どもはスムーズに行動しやすくなり、

わからないことによるストレスもなくなるので、

少しずつステップアップしていけるようにサポートして

いきたいと思います。

 

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービス教室で

提供している運動療育プログラムから「サルのカップキック」を

ご紹介します。

 

子どもは両手で鉄棒につかまり、脇を締めて肘を曲げた状態で

ぶら下がる「おサルさん」に変身します。

そしたら子どものお腹くらいの高さに、赤と青など2色のカップを

横に並べて出します。

どちらのカップをキックするかを伝えるので

子どもは指示された色のカップを素早くキックします。

キックは両足を揃えた両足キックが理想ですが、

難しい場合は片足キックでも構いません。

 

大事なポイントは、肘を曲げた状態で行なうことです。

肘が伸びていると左右にキックを出そうとしても

下半身しか動かせないので、狙った位置に足を出すことができません。

しっかり脇を締めて肘を曲げてできるように

必要に応じて補助もしながら行います。

 

スムーズにできるようになってきたら、キックするカップの色を

「トマトの色」などと指示することでイメージ力を刺激したり、

「赤→青の順番にキック」と記憶力を刺激するような指示でも

行なっていきます。

 

また、筋肉に力を入れた状態で思考をすることで、

2つのことを同時に処理する能力も高めることができるので

こうした力も日常生活で活かしていけるように

養っていきたいと思います。